工業高校
工業高校の概要
工業高校ってどんな所?
機械・電気・化学・建築・建設などの専門的な知識や技術を学習し、科学技術や情報化の進展に対応できる能力を身に付けることが出来る高校です。
「ものづくり」が好きな中学生にぴったりの高校だと言えるでしょう。
工業高校の工業科ってどんな勉強するの?
工業科って色々な分野があるのを知ってましたか?
電気科
電気に関する仕事に従事する技術者を養成する学科です。また、ビル管理業界、不動産業界での仕事の需要も高まっています。
機械科
機械設計のもとになる製図や機会ロボットの操作、加工技術の実習など技術をみにつけます。
電子科
電子技術について学び、パソコンはソフトからハードまで幅広く学びエレクトロニクスのさまざまな分野活躍できる人材を育成。
電子機械科
機械装置と電気、電子回路の両方を設計制作できる技術者を育成します。
情報技術科
コンピュータの仕組みや使い方、回路について学びます。プログラマーの資格は、将来性もあり就職の時にも有利です。
情報科学科
情報処理、技術の業務や広く情報関連産業に携わる技術者などに必要な知識を学びます。
工業化学科
合成繊維、プラスチック、洗剤、建材など化学工業分野の技術を身につけます。
工業繊維科
繊維製品の製造技術を習得します。電子化、自動化がすすむ繊維産業にも適応する知識を身につけます。
デザイン科
工業デザイン、室内デザイン、製品デザイン、染色デザインの技術者としての知識を身につけます。
インテリア科
インテリア装備、家具生産、についての基礎知識を学びます。
都市工学科
土木工事の計画、設計、施工の運営管理に従事する技術者を養成します。
建築科
建築技術関係部門にすすんで建築物の設計管理、施工管理、建築行政などの業務を担当する技術者を養成します。
設備工業科
設備工業製図、設備施工、空気調和設備、設備計画、衛生防災設備などの専門知識と基礎技術を習得。
自動車業科
新しい時代に新しい技術を身につけた自動車整備士の養成。
材料技術科
工業材料の基礎知識を学び、エレクトロニクスを利用した製造過程の自動化、情報化、分析に必要な知識と技術を学ぶ。
このようにさまざまな分野があるので何について勉強するのか、取得できる資格はどんなものがあるか、または自分のなりたい職業にはどんな資格が必要かを考えて学科を選択したほうがよいでしょう。
工業高校で取れる資格とは?
工業高校でどんな資格がとれるのだろう?
・ボイラー技師 ・危険物取扱者 ・自動車整備士
・電気工事士 ・情報処理技術者 ・測量士
・建築士
等の資格を取得できます。
卒業後の進路
気になる卒業後の進路は?
工業高校の生徒の卒業後の進路には就職はもちろん、大学や専門学校などの進学という進路もあります。
大学進学については普通科と違い一般教養の勉強が不足している分大学受験には不利というデメリットがありますが、就職に関して言えば工業高校卒の資格は普通科卒の資格とは比べ物にならないぐらい有利になると言われています。
中でも自動車関係、機械関係、電気関係、化学関係、石油関係などの企業に就職するにはとても有利でしょう。